コロナ禍で島の様子がずいぶん変わってしまったようです
この島は魚釣りのメッカでもあるようなのですが、数年に及ぶコロナ禍で様子が一変してしまったようです・・・
朝の散歩時に確認した、各民宿が海辺に設置した ”わっぱ煮” 会場・・・
昨日は1か所火を起こしているところがありましたが、閑散としていてちょっと寂しいですね・・・
”わっぱ煮” は “粟島の漁師料理” とは知っていたのですが、民宿の通常食事では出てきません。
せっかく来たのだから・・・と昨夜の夕食時に朝食のオプションで食せるか聞いてみると・・・
”いいですよ!” との返事・・・ ”手間がかかるのに悪いなー” と思っていたら、翌朝会場には8食分の準備が・・・
私たちがオーダーしたので他のお客さんにも ”どうですか?” と聞いて回ったそう・・・
申し訳なかったですね・・・
因みに昨日知ったのですが、この “松太屋” さんでは最大25人ほど宿泊できる施設なのだそうですが、今はお客さんを絞り、一日8人として回しているそう・・・
当然、従業員も増やすことが出来ず・・・厳しい状況での営業を続けているようです・・・
薪を焚いて石を焼き、本日の魚の ”メバル” を炙ります・・・
ユーチューブで最盛期の”わっぱ煮”の映像があったので参考まで・・・
普段はこんな様子なんですね・・・
さて、食事を終え、2日お世話になった民宿に別れを告げてフェリー乗り場まで送ってもらいます・・・
フェリーは15時の出航なので、それまで自転車を借りて島内散策することに・・・
島内は車の往来が少なく安全ですが、周遊の道は狭くかなりの坂道があります・・・
アシスト自転車で3時間ほどで島一周をできるようですが、私たちは島南部だけの探索でしたがとても普通自転車で走る気力はありませんね・・・
途中、TV番組で取材されていた ”あわしま牧場” を見学・・・
週末は子供たちも馬のお世話をしているそう・・・
南部、”矢ケ鼻展望台” からの景色・・・
最南部、”八幡鼻” の展望台・・・
自転車を降りてからの階段道の上り下りが激しく、お勧めし難い展望台です・・・
人もあまり訪れないせいか草刈りがされていないので、残念ながら眺望もききません・・・
”八幡鼻” へ行く階段の途中にある ”釜谷城跡” ・・・
社は八幡鼻にあった八幡神社を新潟地震後に移転したものだそう・・・
内浦に戻ってきて、パワースポットと言われる ”権現様の大銀杏” と抱擁・・・
さて、”粟島の旅” も終了です・・・
不便は自然であり、自然と共にあるゆっくりとした時の流れを感じることができましたね・・・
コロナ禍の早期終息を祈願したいと思います・・・
この日、帰る人が少なかったせいか出航の際の村人のお見送りはあまりありませんでした・・・
代わりに駐在のお巡りさんが二人、最後まで手を振って見送ってくれましたね・・・
さて、粟島土産は地場のじゃがいもで作ったスッキリお味の焼酎 ”んっぽん” !
“んっぽん” は方言で ”お母さん” という意味だそう・・・”しりとり” の常識が変わるか!と思ったけどやっぱり最後は ”ん” ですね・・・
終わり