“谷川岳一ノ倉沢” 周辺をハイキングしてきました
新潟県と群馬県の県境で大自然の雄大な風景が広がっているという ”谷川岳一ノ倉沢” 周辺をハイキングしてきました・・・
谷川岳はたくさんの観光客や登山客が訪れる名峰ですが実は ”魔の山” と呼ばれているそうなんですね・・・
ハイキングは天神平へと続く “谷川岳ロープウエイ” の発車駅につながった “ベースプラザ” からスタートします・・・
天神平へと昇るロープウエイを横目に少し歩くと・・・
”谷川岳山岳資料館” があります・・・
スタート時には閉っていましたが、帰りに寄ってみると谷川岳に関わる歴史と歴代の登山道具などが展示されていました・・・
マチガ沢まで1.7km、その先一ノ倉沢までは5km、可能なら幽ノ沢あたりまで歩いてみようと思います・・・
この道は “国道291号線” として、明治時代に開通した街道だそうで ここより先は一般車は通行止めですが 舗装された歩きやすい道が続いていきます・・・
マチガ沢に着きました・・・谷が険しく奥行を感じる美しい景色ですね・・・
かつて新潟県から清水峠を越えてここにやっとたどり着いた時、当時この辺りにあった住居の灯りを見て”ああ 町が見える・・・” と発した言葉が名の由来だそう・・・
歩きやすい道をさらに3kmほど進んで ”一ノ倉沢” に到着です・・・
この8月でさえ 谷にある残雪は解ける際に山肌を削り、今も浸食が進んでいるそう・・・
さらに幽ノ沢へ足を進めて行くと・・・
岩壁にはこの山で命を落とした多くのクライマーの追悼碑が飾られています・・・
冒頭の ”魔の山” と呼ばれる由縁は実は谷川岳はギネスブックに載るほど登山事故者が多い山なんだそうです・・・
死者の大半は登山ブームが起きた昭和初期の 登山道具や知識がまだ今ほど完全でない時に起きた事故での犠牲者で 現代では世界の他の山々と変わらない程度の事故率だそう・・・
ここからは舗装されていない道を進みます・・・
この部分の左側には明治時代の街道として 薄く割れた石を積み上げた石垣が今なおに凝っています・・・
幽ノ沢の風景がこちら・・・
樹木に覆われてはいますが険しい谷の様子が想像でしますね・・・
さて、ここで来た道を引き返すことにします・・・
帰り道に出会った “一ノ倉沢” までを往復する電気バス・・・
今では結構お手軽に雄大な大自然の姿を愛でることが出来るんですね・・・
8人乗りでガイドを聞きながら500円で乗車出来ますが、1時間に1本の運行で予約ができないということなので利用時は注意が必要ですね・・・
素晴らしい景色の ”谷川岳” 秋にはロープウエイで紅葉も楽しんでみたいものですね・・・