“世界遺産” 登録後の ”富士山” を勉強しました
“富士吉田” 近辺は何度も訪れたことはあるんですが 今回は富士宮の “富士山本宮浅間大社” を参拝することに・・・

赤く綺麗な “二之鳥居” ・・・本来なら右の石碑の上辺りに “富士山” がくっきり見えるはずなんですが こんなに近くでも見えないことがあるんですね・・・
“富士山本宮浅間大社” は富士山の噴火を鎮めた御神徳により崇敬を集め 富士山信仰の広まりと共に全国に祀られた1300余の浅間神社の総本宮と称されるようになったそうですね・・・

源頼朝が富士の裾野で巻狩を行った際に流鏑馬(やぶさめ)を奉納したことから始まるとされる天下泰平への思いは今でも祭儀として続いているんですね・・・



“楼門” をくぐり “拝殿” でこれからの健康を祈願・・・

拝殿の後ろにある “本殿” ・・・
二階を持つ建物は他に例をみず 浅間造りと呼ばれ 国の重要文化財となっているそう・・・

そして歩いて数分の少し離れたところにある “富士山世界遺産センター” へ向かいます・・・

”一之鳥居” 横に建設された “静岡県富士山世界遺産センター” ・・・

2013(平成25)年6月にユネスコの “世界文化遺産” 登録を記念して 木格子で覆われた “逆円錐型” の建物・・・
5階までらせん状のスロープが続き 途中には登山をしている人の影の映像が投射されていたり 富士山の “登拝(とはい)” を疑似体験できます・・・

頂上近くから見える町並みの夜景・・・

雲の上の朝焼けの様子も体感できます・・・
映像シアターでは美しく雄大な富士山の自然や文化などを紹介しています・・・

“世界文化遺産” に登録された証書のレプリカも誇らしげに展示されています・・・
外国人観光客がほとんどでしたが 遅ればせながら世界遺産としての “富士山” を再勉強することが出来ました・・・
さて 昼食はこちらより車で30~40分ほどの距離にある ”田子の浦港” へ ”生しらす” を食しに向かうことにします・・・

“田子の浦漁業協同組合” が運営する食堂は 10:30からの営業ですが 11:00過ぎに到着・・・

”数量限定”の謳い文句につられて”赤富士丼“をオーダーします・・・

朝方は “競り” を行っているという広場が解放されていて 風が通って気持ちがいいです・・・

“独自のたれ” に漬け込まれた やや大き目の “しらす” と こちらも 独自のたれに漬け込んだという “黄身” のコンビネーションが “赤富士” を演出しています・・・

臭みが全くなく 至福の時を満喫しました・・・

数量限定の “赤富士 生しらす丼” は11:30にはすでに完売・・・
因みに漁協食堂は13:30までの営業です・・・

潮風とからっとしたお日和で普段では味わえない ゆったりとした昼食を楽しむことが出来ました・・・
さて 午後は足を延ばして車で1時間ほど離れた “三保の松原” に行ってみることにします・・・

“三保の松原” は世界遺産登録前には2度ほど来たことがありましたが登録後は初めて・・・
世界文化遺産 “富士山” の “構成資産” としての位置づけなんだそうですね・・・
立派な “静岡県三保松原文化創造センター” “みほしるべ” なるものが建てられていて いろいろな資料が展示されていました・・・



羽衣伝説に基づく三代目 “羽衣の松” ・・・

“松原” の先にある 砂浜にはたくさんの海外観光客・・・


ちょっとだけ “富士山” が姿を見せてくれました・・・

さて この日のお宿は 田子の浦港に引き返して 昼の漁協食堂にも近い “旅籠屋富士田子浦” 店さんにお世話になります・・・

翌朝5時 車で5分ほどにある “ふじのくに田子の浦みなと公園” を散歩・・・

天気は良いのですが “もやって” いて相変わらず ”富士山” を拝むことはできませんね・・・





田子の浦から望む富士・・・本当はこんな感じに見えるはずだったんですけどね・・・
今度は空気の澄んだ寒い時期に来ると良いかも知れないですね・・・