“こあっぱれ” blog
日々の小さな“あっぱれ”と老母介護のあれやこれや
こあっぱれ

初めての ”宮島”

 ”安芸の宮島” として有名な ”厳島神社” にはまだ行ったことがありませんでした

よく調べる前の私の中では ”人里離れたところに佇む厳かな神社” というイメージだったのですが、実際は本土からフェリーで10分という好立地にある神社だったんですね・・・

旅は ”岩国錦帯橋空港” から始めることにします・・・

この日は幸いにも天気よく、離陸後15分ほどで綺麗な富士山が見えてきました 思いのほか雪の量は少ないかな・・・

さて、”岩国錦帯橋空港”は ”米海兵隊岩国航空基地との軍民共用空港” として開港されており、着陸後ターミナルへの移動時にはたくさんの戦闘機の機影も見受けられます。”一切の写真・動画撮影は禁止されております” の機内アナウンスにもここが ”普通” とは違う空間であることを認識させられました・・・

着陸後10分で発車予定の ”岩国駅” 行の連絡バスも ”間に合うのか?” と心配しましたが、さすがこじんまりした地方空港 心配には及びませんでしたね・・・

さて、せっかくここまで来たのだからと足を延ばしてみたのが・・・

名勝”錦帯橋”です・・・

江戸時代に岩国藩の城下町として ”錦川” にかけられたこの橋は幾度となく水害で流され、復興には長崎の”眼鏡橋”も参考にされたという。人々の知恵の結集で1674年に掛けられた橋は276年間流出することが無かったそうですが、昭和25(1950年)の台風で再度流され再建された橋は古来からの木造橋の技術を残しながらも現代技術も取り入れ、2001年~2004年に ”平成の架け替え” を行って現在に至るそう・・・

チケット売り場傍で自分のお店を宣伝していたおじさんに”橋の下を見て!” のおすすめに ”鞍木(くらぎ)” ”助木(たすけぎ)” の技術を見て感嘆・・・

橋を渡って散策していた時に出会ったのがこちらの ”岩国石人形資料館” です・・・

”ニンギョウトビケラ” という昆虫が川底で巣をつくるときに体液を出して砂や小石をくっつけた1cmほどの石の塊が仏像等に見立てられ、事故や災害、厄除けのお守りとして珍重されているそう・・・

わが家にもお守りとして飾ることにします・・・

さて、岩国駅から電車で20分ほどで宮島への入り口 ”宮島口駅” へとやって来ました・・・

駅前で事前に予約しておいた ”冷めても美味しい” と評判の ”うえののあなご飯” を購入。中身はのちほど画像で・・・

”世界遺産” に登録された為かフェリーターミナルは綺麗に整備され 新しくショッピングモールの ”etto” も出来たようですね・・・

しかし、宮島までのフェリー代が200円、10分で渡れ、10分おきにフェリーが出ていることに驚き!

宮島フェリーターミナルもとてもきれいに整備されていますね。外国人観光客も多く、皆が訪れるのも納得です・・・

フェリーターミナルから厳島神社へ向かいます

2019年6月からの鳥居の大改修工事がこの度終了し、3年半ぶりという足場の取れた鳥居の全景に幸いにも出会うことが出来ました・・・

今夜の宿は “窓から鳥居を眺めることが出来る” という絶好の場所の ”airb” で・・・

荷物を置いて早速 散策に出かけると 夕方の引き潮のタイミング・・・

”厳島神社” もどっしりと佇んでいますね・・・神社は明日お参りすることにします・・・

綺麗に修繕された鳥居・・・柱は削って整えられたものでなく ”木” そのものなんですね・・・

”島内の店は5時に閉店してしまい、食品スーパーも無い” との事前情報でフェリー乗船前に購入した ”穴子飯” と飲み物で初日の無事終了を祝うことに・・・

期待のあなご飯がこちら・・・

香ばしく、少し歯ごたえのある食感で ”宮島” を感じることが出来ました・・・

さあ明日は神社参拝後 ”弥山(みせん)” を訪れる予定です・・・