“こあっぱれ” blog
日々の小さな“あっぱれ”と老母介護のあれやこれや
こあっぱれ

古着染め直し

長年愛用している お気に入りの服を染め直してみました

毎年夏に活躍してくれている7分丈のズボン・・・

かれこれ10年近く前に購入し着やすいのでずっと使っていたのですがさすがに膝の部分とかポケット端などがスレて白ぽくなってきてしまいました・・・(画像ではうまく表現できてないですがかなり白いです)

こちらは薄手のジャケット・・・

秋口に重宝していたのですがこちらも永年の劣化で肩章部や袖が白くなり襟部やポケット部はスレて逆に赤くなっていました・・・

何度か似たもので買いなおそうかと探したのですがなかなか納得できるものに出会えず ”無いのならば修理しちゃえ!” の発想で古着を染め直すことにしました・・・

そんなんで いろいろ下調べをして “綺麗に染まる” と評判の良いこちらの “PAC FABRIC DYE(バックファブリックダイ)” を使ってみることに・・・

染色剤の中には80度の高温のお湯使用を推奨するものもあったりしたのですが こちらは給湯器でも出せる50度で行うタイプだったことと・・・

”固着剤” や ”色止め剤” がセットになっていて初心者向きだったから・・・

値段も まあまあお手頃な 1袋で千円弱だったので・・・

今回は同じく色抜けしてしまった “キャップ” を含めて3点を “PAC FABRIC DYE” を2袋使って染めることにします・・・(※1袋で衣類重量250gが目安だそうです)

綿・麻・レーヨンなどは染まりますが、ポリエステルなどの化学繊維や撥水加工をしたものなどは染まらないので事前確認が必要です・・・

因みに ”黒” 染色剤でも2種類ほどあり、今回は ”黒 → 黒” に染め直すということで ”バックトゥ-ブラック” という染色剤を使用しました・・・

漬け込む液には ”塩” 300gが必要になります・・・今回は2袋なので600g・・・

スーパーで1kg90円の超お得な塩を見つけたのでこれを使用・・・

容器に1袋あたり500mlのお湯(約50度)を入れ 染色剤を入れて約1分間よく混ぜます・・・

衣類を漬け込む容器は小さめの衣装ボックスを使用 これに50度のお湯を6リットル 今回は2袋使用なので12リットルとって固着剤と・・・

”塩” を溶かし込みます・・・

よく撹拌した液に先ほど溶かした ”染料液” を溶かし入れます・・・

染料を加えた液に染める衣類を漬け込んで10分ほど 軽くもみ洗いするイメージで漬け込みます・・・

ちゃんとゴム手袋をして作業をしていたのになぜか中指に染料が付いてしましました・・・

(当然すぐには落ちないですが普通の手洗いするような生活で2日ぐらいで消えていきました・・・)

時々混ぜながら約1時間液に漬け込みます・・・この “混ぜ” を怠ると “染むら” になるようです・・・

1時間後、染色液を排出し、洗剤を入れてぬるま湯ですすぎます・・・

”水が透き通るまで・・・” と取説にありましたがなかなか澄んできません・・・

10回ほどすすいだでしょうか・・・”完全に透明にならなくても良い・・・” とあったのでこれくらいで切り上げます・・・

再度 50度のお湯に”色止め剤” を溶かし入れて・・・

約15分漬け込みます・・・

15分経ったら軽く脱水機にかけて・・・

干したら完成です・・・

画像ではうまくお伝え出来ませんが ”想像より良く黒く染まった” 感じです・・・

準備が整ってからおよそ2時間・・・これぐらいの作業量で綺麗に染まるならまた別の古着もやってみようかな・・・

妻がなにやら自分の色褪せたジャケットを引っ張り出す不穏な動きが・・・