人気の映画 “国宝” を見てきました
2時間55分の超大作と聞いてトイレを心配しましたが いざ始まってみると時間を忘れてしまう 見ごたえのある美しい映画でした・・・

歌舞伎といえば小学校の時に “歌舞伎教室” という授業で “歌舞伎座?” まで出向いて見学したことがあったのですが 当然興味も無く 始まってすぐにウトウトして最後の拍手で目が覚めたという記憶が残っています・・・
“李 相日” 監督の映画はこだわりが強くて場面が長くなりがちに感じますが この映画では舞台では目にすることが出来ないような子細な動き・所作までが映像で捉えられていて 確かにプロモーションPVで行っていた “歌舞伎を知らなくても楽しめる作品” に出来上がっていると感じます・・・
“人間国宝” とは “文化財保護法第71条第2項に基づき 文部科学大臣が指定した重要無形文化財の保持者として各個認定された人物を指す通称” であって文化財保護法にはその文言は載っていないそうですね・・・
“吉沢亮” くんの美形が無ければ成り立たなかった作品ではあったようですが “横浜流星”くんや子役時代の若者たち また舞台での黒子や演奏家 鳴り物担当の方々までの真剣な作品作りが感じられ 非常に勉強になりました・・・
歌舞伎は主役はもちろん重要ですがそれに多くの人がかかわって今も “庶民の娯楽” として続いているんですね・・・

でも横浜流星くん この映画と大河ドラマを掛け持ちでよく頑張りました・・・
“あっぱれ!” ・・・