私は ”夢のお告げ” を楽しみたいと思います
”伊藤商店” を出て坂を下り、ひっそりした真鶴港を通り過ぎて ”真鶴岬” 方面に向かいます。
途中右手に “相州真鶴 貴船神社” が見えてきました。108段の清めの石段を上り ”震災に強い” という、珍しく鉄筋で作られたという社殿を目指します。
夏には漁船の大量や安全を祈ったにぎやかな ”貴舟祭り” がおこなわれるそうですが、昨年に引き続き今年も中止となったそうで、特にこの時期はひっそりとしていますね。
社殿横の”人型”をした ”厄除厄祓門” 。喜んでくぐらせていただきました・・・
さて、石段を下り、岬を目指そうとすると、鳥居下で猫がこちらをにらみ通せんぼ・・・”帰るな!” ということでしょうか、それとも・・・
半島先端の”三ツ石”を目指して原生林の丘陵地を歩み進みます・・・
途中、都心ではすっかり聞こえなくなった “蝉” の何種類もが入り乱れた鳴き声が響きます・・・
人影のない道をさらに進んでいくと・・・
”三ツ石” が見える真鶴岬突端にたどり着きました。
そして・・・海岸へ降りる階段を下っていきます・・・
このあたりなのでしょうか・・・50年ほど前のことなので雰囲気もちょっと違うような気もしますが・・・
そして・・・なにもなく、涼しい風が吹きぬけます・・・
海岸に降りると波が打ち寄せる音と気持ちよい風が、ギスギスした世の中がウソのように ”無” の時間を味わせてくれます・・・”これを感じなさい” ということなのでしょうか・・・
春から夏の干潮時には三ツ石まで歩いて行けるそうですが、今回はもちろんダメですね。
岩の間からご来光を拝むことのできる初日の出のスポットとしても有名なんだそうです。
あまりの美しさに心が洗われるのでしょうね・・・ では続きはまた明日・・・