“こあっぱれ” blog
日々の小さな“あっぱれ”と老母介護のあれやこれや
こあっぱれ

数独の父

”数独”の名付け親、鍛冶真起先生が亡くなられました

以前、”ナンプレ” のお題で紹介した、”一人暮らしの母親” が好きで、また私も好きな数字パズルゲームの名付け親の先生です。

私も名前の ”数独” は知っていましたが、その経緯をよく理解してなかったので、確認することにしました・・・

要約すると、アメリカのパズル誌に載っていたこのマス目ゲームの”ナンバープレイス”というゲームを参考に、日本に広める方法を考え、”単独の数字だけを使う”と言うルールを”字は身に限る”と読み解き、”数独” として日本で発表したところ独自の進化を経て世界的なヒットとなった、ということです。

1983年にパズル制作会社ニコリを設立し、数独の外人愛好者がロンドンで紹介して爆発的ヒットとなった、という”幸運”という要素もありますが、今や ”数独(すうどく)SUDOKU” の名称は世界で通用するというところがうれしいですね。

さて、今回の記事で一番気になったのが、先生の年齢が69歳だということ。もっと昔のジャパンドリームの話かと思っていたらそうでもなかったんですね。晩年は数多くのパズル作家を育て、パズルの面白さを広める心はお弟子さん達にも受け継がれているそうです・・・そのご意思に ”あっぱれ” ・・・ご冥福をお祈りいたします。