“こあっぱれ” blog
日々の小さな“あっぱれ”と老母介護のあれやこれや
こあっぱれ

桜追い & 三陸復興応援の旅 Vol.2

旅2日目 これから三陸方面に向かいます

8時少し前に盛岡駅前のホテルを出発 次の目的地 ”龍泉洞” までは山道を約85km(約2時間)の道のりです・・・

途中 ”岩洞湖” の美しい景色・・・

”龍泉洞” に到着しました・・・

龍泉洞は山口の ”秋芳洞(あきよしどう)” 高知の”龍河洞(りゅうがどう) “とともに日本三大鍾乳洞の一つとされているそうで、洞内総延長わかっているだけで約4km、そのうちの約700mが公開中、世界有数の透明度の青い地底湖地底湖は8つで、そのうち3つが公開中とのこと・・・

因みに私は他の2つの鍾乳洞に訪れたことはありません・・・

カメラのレンズではやや明るめに映っていますが実際の洞内はかなり暗いです・・・

 

洞内気温は10度前後ですが、湿度は92~99%と多湿です・・・

 

次は三陸に出て北上し名称が改められた ”三陸復興国立公園” の ”北山崎展望台”に立ち寄ります・・・

 

奇岩怪石や大小さまざまな海蝕洞窟を見ることが出来ますね・・・

美しい景色を堪能できました・・・

次に北山崎から約60km 宮古市の ”浄土ヶ浜” を目指します・・・

ここからは三陸沿いに新しく造られた高速道路 ”復興道路” を要所々使いながら進みます

因みにこの高速道は復興道路として通行料はすべて無料です・・・

”浄土ヶ浜” 第一駐車場に到着しました・・・ここからは徒歩で進みます・・・

”浄土ヶ浜” の由来は約300年前の江戸時代に宮古山常安寺(じょうあんじ)7代目住職の霊鏡(れいきょう)和尚がこの地を訪れ ”さながら極楽浄土のごとし” と感嘆したことから名付けられたと伝えられているそう・・・

やや白く見える景色が本当に ”浄土” に見えてくるから不思議ですね・・・

こころ穏やかになって次は本日のお宿のある釜石の少し手前 ”大槌(おおつち)” を目指します・・・

ここ大槌湾も津波の被害に合い、今回お世話になる集落でも人口390人中40人が亡くなったそう、10人に1人が亡くなったことになるんですね・・・

7mだった堤防は約15mのものに作り替えられました・・・

こちらがこの日お世話になった”御箱崎の宿” 4人部屋が2室のこじんまりしたお宿・・・

もと保育所の園舎をリノベーションした宿で釜石市が手掛けて2019年7月にオープンしたそうです・・・

漁村の宿らしく照明には “浮き具” や “大漁旗” がさりげなく利用されています・・・

保育所当時のものと思われる背丈の低い洗面台が何ともかわいらしいですね・・・

夕食少し前に漁師さんが宿に届けてくれた ”ホタテ” は肉厚で、焼きと刺身、吸い物でとても美味しく楽しめました・・・

“毛ガニ” も地元産だそうで小ぶりの重い茹でガニが一人に一杯供されています・・・

そして今まで苦手だった ”ホヤの刺身” を食することが出来ました・・・

青臭い味がどうしても馴染めなかったのですが、実は新鮮なホヤには臭みは無いそうなんですね・・・むしろシーズンの5~8月くらいには今以上に甘みが増すそうでお酒好きにはホヤの刺身はたまらないそうですね・・・

コロナの影響もあってこの素敵な宿を私らで貸切状態、食材の質と量を考えるととても採算が合わないように思えたのですが、女将さんは ”せっかくいらしたのだから喜んで頂きたい” との思いで営業しているとのこと・・・

明日は陸前高田に向かいます・・・