日ごろよく使っている箸の先が傷んできたので修理することにしました
以前曳舟の ”大黒屋” さんで購入した箸は夜のつまみ系の食事の時に使うので それ以外はもう一つの手頃な箸を使っています・・・
これが使用頻度の多い お手軽箸なんですが・・・
ちょっと見えづらいですが 上の箸先の半分が欠けてしまっています・・・
ので、こちらの箸を修理することにしました・・・
まず彫刻刀で箸先の欠けてしまった部分をカットして・・・
もう一方の箸も同じ長さに揃えてカットします・・・
次に全体を削っていくのですが、こちらが先般購入したミニカンナ・・・500円くらいのお手頃価格ですがこれを使って削ります・・・
この箸も五角形だだったので面に合わせて先が細くなるよう軽くカンナを引きます・・・
意外と薄く、スムーズに削れて行きます・・・刃の出し具合を控えたのがちょうどよかったのかな・・・
ひと通り削り終えたら400番の紙やすりで表面を整えます・・・
箸全体の塗りも剥げてきていたので塗り直しに 家庭用品に使える ”柿渋” 染料を使うことにしました・・・
天然素材で1リットルで1,800円ほどだったので購入しましたが、箸を塗るくらいではほとんど量を使いません・・・残った染料はいつか服でも染めましょうかね・・・
薄く塗って乾かす・・・これを数度繰り返します・・・”柿渋” は塗ったあとに日光に当てると色が濃くなるそうなのですが、残念ながら天気はどんより雨空です・・・
そして、なんとか完成です・・・
以前より箸先がシュッとして角が立ち 小さいものも掴みやすそうです・・・
まあまあ の出来だったのでその後 妻の箸も2膳 修理することになりました・・・