前回 “枝折峠の滝雲”を見に行った時の帰りに通った ”奥只見湖シルバーライン” を通って紅葉を迎えた ”奥只見湖” に行ってきました
前回の倍 ほぼほぼ30分間の緊張のトンネルを抜けてたどり着いたのが・・・
”秘境奥只見” です・・・
秋 紅葉の本番を迎えるこの時期 “市営奥只見ダム駐車場” には午前10時頃にはすでに多くの乗用車や観光バスが到着しています・・・
戦後の電力確保のため 福島県南会津郡檜枝岐村と新潟県魚沼市にまたがる只見川水系をせき止めて人工的に造られた奥只見湖ですがその元となる ”只見ダム” は1961年(昭和36年)7月に完成したそうなんですね・・・
冬は豪雪地帯となるこの秘境 当時の土木技術でよくぞまあこんな物を作り上げたものだと改めて関心させられます・・・
静かな湖で船上から紅葉を楽しむことにします・・・
少し “赤” 系が物足りなかったですが それでも変わり行く自然の偉大さを感じますね・・・
この船はこじんまりした船ですが 他に300人乗りの船もあるそうで 最盛期の土日には大型バスが押し寄せるそうなので 驚きです・・・
乗船後は船着き場近くから出ているシャトルバスに乗って山上にある ”奥只見電力館” へ・・・
奥只見ダムや発電所の仕組みやエネルギーについて学び またダム完成までの苦闘の記録映像を鑑賞しました・・・
こちらは立ち入れなく 実際には見ることのできないダム全景を “トリックアート” として楽しむことが出来ます・・・
こんなんこともできるんですね・・・
さてお昼は朝 車を止めた駐車場前の土産・お食事処で・・・
一番人気の “けんちん汁とライス” のセットをオーダー・・・
具だくさんの “けんちん汁” のおいしさはもちろん “魚沼産コシヒカリ” 使用のご飯がふわふわした食感で甘くとても美味しかったです・・・
良質のお米だけでなく炊き方にコツがあるのかも知れませんね・・・
ただ・・・
2軒ある食事処のうちの一つ ”奥只見ターミナル” さんは コロナ禍の影響や後継者が見つからないということで 11月5日をもって52年間の営業を終えるそうです・・・
多くの観光客を魅了してきたこの地で一つの歴史が終わるということなんですね・・・
長い間お疲れさまでした・・・