江戸時代に造られた ”八角輪蔵” という回転式経蔵を見に行ってきました
保管されているのはこちら・・・
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上越教育大学の ”人文棟” の一階です。
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”八角輪蔵”とは、回転式の仏典を収納する経蔵で、これを一回転させるとこの中に収蔵された経典をすべて読んだ “功徳” を得られるという、大変便利な蔵庫です・・・
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画像ではサイズ感がわかりにくいですが、2.9mの中心軸から八方向に腕木を配した構造で幅も優に2mは超えるくらいではないでしょうか・・・
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こちらは現在の上越市三和村で江戸時代に庄屋をしていた ”宮崎家” が京都で買い求めた経典 ”鉄眼版全冊” を収めるために宮大工の技術を使って約一年の月日をかけて造り上げた ”輪蔵” で、当時の文化を伝える貴重な文化財として昭和61年にこちらの大学に寄贈されたものです・・・
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収められていた経典は現在は図書館の方で保管されているとのことです・・・
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基底部の木組は釘を使わない構造だそうで、だからこそ200年もの間での風雪にも耐えられたのでしょうね・・・
時代は進み、世の便利さは大きく変わりましたが、”いつの時代も変わらない ” ”ご利益” を願う気持ちと ”ちょっと楽をしたい・・・” という人間性が感じられて楽しい時を過ごすことができました・・・