“こあっぱれ” blog
日々の小さな“あっぱれ”と老母介護のあれやこれや
こあっぱれ

桜追い & 三陸復興応援の旅

3月中旬頃に計画した旅でしたが、今年は予想以上に桜の開花が早かったですね

東京の桜は3月中旬、東北の桜も4月上旬ころから開花をはじめ、1週間前にはすでに弘前では満開との情報があり ”桜追い” の企画は頓挫してしまったように見えていました・・・

AM3時に東京を車で出発、常磐自動車道をひたすら北上します・・・

途中 ”いわき” を過ぎたあたりから道路脇には ”〇〇μシーベルト” なる標識も見受けられ・・・

仙台からは東北道をひたすら進んで・・・

AM10時半頃に最初の目的地 ”盛岡城跡公園” に到着しました・・・

ここ盛岡は少し寒さが続いたせいか、散り始めた桜にぎりぎり間に合うことが出来ました・・・こちらは ”盛岡城跡公園” 内にある “櫻山神社” と桜・・・

そして本旅 ”第一食め” は “櫻山神社” の前の路地を入った所にある ”じゃじゃ麺” 発祥のお店 ”白龍(ぱいろん)本店” さんへ・・・

店内は机席3つほどとカウンター席が数席とこじんまりしています・・・

メニューを眺めていると”初めてですか・・・”と優しく声をかけてくれて、女性なら ”小” 男性でも ”初めてなら中から・・・” と教えてもらいました・・・

”じゃじゃ麺小” と ”ちーたんたん”を注文・・・

後から入店してくる ”常連さん” は入り口の給水機で麦茶をコップに入れてから席に着いて大きさのオーダー・・・なるほどね・・・

茹で時間十数分ほどをして出てきました ”じゃじゃ麺” ・・・

初代が旧満州で食べた ”炸醤麺(ジャージャーメン)” をもとに盛岡人の好みにアレンジしたのが ”じゃじゃ麺” の始まりとのこと・・・

特製のひき肉やゴマなどを混ぜた味噌を混ぜ絡めて食します・・・

麺は柔らかく ”伊勢うどん” 的な食感かな?・・・

歯ごたえのあるキュウリがアクセントになっていますね・・・

お好みで ”酢” や ”ニンニク” ”ラー油” なども混ぜて良いそうです・・・

一口分ほどの麺を残したらテーブルに置いてある ”玉子” を割り、自分で溶いてから店員さんに声掛けします・・・この時自分の箸も添えて丼ぶりを差し出すのがルールだそう・・・

厨房で “ゆで汁” と “特製味噌” を足して ”かき玉子スープ” にしてくれました・・・

美味しくいただきました・・・

味がどんどん変わっていくので、自分の好みの味が決まるまで何度か食さないといけないかも知れないですね・・・

さて、午後は盛岡郊外の “小岩井農場” へと向かいます・・・

こちらの ”一本桜” が今回の旅のメインのひとつだったのですが・・・

”岩手山” 前に桜を見ることが出来るベストスペースの柵の前にはすでに人だかりが・・・

雲が少々かかってしまっていましたが雄大な ”岩手山” をバックに ”一本桜” が美しい姿を見せてくれましたね・・・

帰り道には、いまでは作り手が少なくなってしまったという ”南部鈴竹” を使ったカゴ作りをしている ”盛岡てづくり村” の ”しばた工芸” さんに寄り道・・・

竹も少なく、作り手も減ってしまったため今では注文にも答えられない状態だそう・・・

蕎麦の洗いにも使えるちょっと大きめの “ざる” を求めました・・・

さて、本日夕食は盛岡駅前にある ”ぴょんぴょん舎” さんへ・・・

”人気のある焼き肉店” 程度の理解でお邪魔したら、なんとビルの1~3階が店舗・・・

店内もとても広く、中華街でよく見かける大型店舗・・・といった出で立ち・・・

いや~ おみそれしました・・・

焼肉はお薦めの ”岩手三味” を・・・

手前から ”前沢牛” ”短角牛” ”雫石牛”・・・どれもこれもジューシーで美味しい肉ですが ”短角牛” は赤身でこの中では一番噛み応えがありますね・・・

以前仕事で盛岡に来た時にドライブインで食べた冷麺の味が忘れられなく、それ以来 ”冷麺” は盛岡と決めていたのですが・・・

今回もやや硬めの歯ごたえのある麺で ”甘辛酸っぱい” という複雑な味を楽しむことが出来ましたね・・・

さてこの日のホテルは ”ぴょんぴょん舎” さんへ歩いて行けるということと ”大浴場” 完備ということで盛岡駅前の ”ホテル・ルートイン” さんにお世話になります・・・

明日は距離的にちょっとハードは旅となりそうです・・・

それはまた今度・・・