この旅 最後の日をむかえました

 

旅館での朝食は 山口県のソウルフードだという “瓦そば” も楽しむことができました・・・

朝食後 ロビーでコーヒーを味わっていると 目の前の足湯コーナーでは息子さんが高齢の御両親を足湯に誘ったらしき 睦まじい姿も見れて心が安らぎます・・・

さて これから “津和野” へ向かうのですが その前に昨日の “紳士” が教えてくれた “展望台” に立ち寄ることにします・・・

笠山山頂展望台” です・・・

“カフェ” でのお茶が最高とのことでしたが残念ながらまだ営業前・・・”萩” の島々を望む日本海の美しい絶景を楽しむことができました・・・

人のアドバイスを素直に受け入れることも大切ですね・・・

 

さて これより車で一時間ほどで “津和野” の町に入るのですが “津和野” は “島根県” になるんですね・・・

 

最初の目的地 “森鴎外記念館” に到着しました・・・

実はここは 私にとってこの旅を企画するきっかけになったところなのです・・・

高校の修学旅行に参加できなかったことはお話しましたが 修学旅行後の何かの試験で “森鴎外の出身地は?” なる問題があって私はわかりませんでした・・・

私は成績はそんなによい方ではありませんでしたが 私よりもさらに勉強嫌いの友達が正解していて “何でそんなこと知ってるの?” と尋ねた時に “修学旅行で行ったじゃん!”・・・愕然とした記憶がいままでつき纏っていました・・・

記念館内は写真不可でしたので旧家の方で・・・”森鴎外” はここ “津和野” は11歳までの幼少期を過ごしただけなんですね・・・”藩医” という比較的恵まれた出自そして “軍医” と “文学者”という二刀流をこなしながらもその実力ゆえ幾多の衝突を繰り返しながら 悩み60歳で人生を終えた・・・

遺書にあった “余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス” とあるように ずっと幼い時を過ごしたのこの地を慕っていたそうなんですね・・・

幼いころ過ごした家なので 晩年の人生感とはまた違った歴史を物語っているのかも知れないですね・・・

次の訪問地は ここからほど近い “太鼓谷稲成(たいこだにいなり)神社” です・・・

約1,000本の朱塗りの鳥居がぎっしり並んだ階段の参道があり 安永2年(1773) 津和野七代藩主 “亀井矩貞(かめいのりさだ)” が城の鎮護と領民の安穏を願って京都伏見稲荷から斎(いつ)き祀(まつ)ったのが始まり・・・宮城県の “竹駒稲荷” 茨城県の “笠間稲荷” 京都の”伏見稲荷” 佐賀の”祐徳稲荷(ゆうとくいなり)” とともに日本五大稲荷の一つに数えられている・・・一般には “稲荷” と書くがこちらは “稲成” と表記するのが特長だそう・・・

丘を下り “津和野” の街を散策することにします・・・

メイン通りの入り口には “津和野” の古典芸能 “鷺舞(さぎまい)” のオブジェがあります・・・

“神事” として奉納される “鷺舞” は天文11年(1542)に京都より移入されたのが始まりと伝わり 津和野の町民によって大切に受け継がれ 国の “重要無形民俗文化財” にも指定されているそう・・・

すぐとなりには “津和野” の藩校 “養老館” があります・・・

8代藩主亀井矩賢(のりかた)の時代に創建 “文武両道” を学ぶ学校として整備されたそう・・・

当時を偲ばせる街作りをしているこの辺りが “津和野” の中心地で 観光バスが到着していた午前中は混み合っていたのですが 昼過ぎからは閑散としてしまいちょっと寂しい感じですね・・・

雰囲気も良いのですが 以前はもっと賑わっていたのでしょうか・・・

“カトリック教会” には “キリシタン殉教地” と知られるの “乙女峠” で幕末から明治にかけて流罪としてこの地に送られてきたキリシタン信徒を改心させるための拷問や人々の苦労の記録がしるされています・・・

こちらは “津和野町日本遺産センター”・・・

“津和野今昔〜百景図を歩く”というストーリーで栗本格齋(くりもとかくさい)の描いた “津和野百景図”  を手本として 町並みや伝統行事 自然景観を守り伝えてきた津和野町民の暮らしそのものが “日本遺産” に認定されたそう・・・

“津和野” の最後は地元の銘菓 “源氏巻” を購入します・・・

柔らかいどら焼きといった食感ですが 化粧箱裏にあった “赤穂浪士のように藩主が吉良上野介を怒らせた際に国家老がこの菓子の下に小判を隠して献上し津和野を救った” との説明書きに “製造者の潔さ” を感じずにはいられません・・・

旅の最終 “萩石見空港” に到着しました・・・

今回の旅は “マイルの消化” で企画したのですが 最初は “なんでこんなに予約が取れないんだろう?” と思っていましたが実際帰りの飛行機も団体客が多くほぼ満席です・・・やはりいろんな意味で “魅力ある地域” であるということが分かったような気がします・・・今回の旅も またふとした機会に思い出すのかも知れないですね・・・

飛行機の旅の “始め” と “終わり” に耳にして “わくわく” と “安らぎ “を感じさせてくれる曲 “Another Sky”・・・

コロナ禍で 航空業界が壊滅的になった時に激励の意味で企画され格納庫で行われたこちらの演奏は “また新たな旅” を奮い立たせてくれるようで好きですね・・・

 

end